トップページ >> イベント情報 >>講座・講演会≫ 講演会「西国第一の難所八鬼山道を紐解く」

講演会「西国第一の難所八鬼山道を紐解く」

開催日 : 平成30年12月16日(日)

時  間: 午後1時30分〜3時(開場:午後1時)    

場  所: 熊野古道センター映像ホール

講  師: 伊藤裕偉氏(三重県教育委員会事務局社会教育・文化財保護課班長)

入場料 : 無料

定  員:80名(要申込・先着順)
受付期間: 平成30年11月16日(金)〜12月15日(土)

■詳細
  紀伊半島東部の熊野灘沿岸部には、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部を構成する「熊野参詣道伊勢路」が通っています。このうち、今の三重県尾鷲市街地南部に聳える八鬼山を越える道を「八鬼山道」といい、西国三十三所巡礼が盛んであった近世には「西国第一の難所」と呼ばれていました。
 この八鬼山道沿いには「町石(ちょうせき)」と呼ばれる石造物があります。地蔵菩薩立像を刻むこの石造物は、16世紀末頃に伊勢志摩方面から運ばれてきました。そこには記年銘のほか、地名や造立者名が刻まれています。
 町石の造立者は、伊勢神宮御師や山田に住まう地下人などですが、これらをよく観察すると、造立者の性格や傾向が見えてきます。
 また、八鬼山道には清順上人供養塔や三宝荒神像など、様々な石造物があります。さらに、尾鷲平野部や天狗倉山にも特徴的な石造物があります。
 八鬼山道に造立された石造物は、尾鷲地内の状況全体を見ることで、その意味を紐解いていくことができます。
 今回は、八鬼山道の町石について研究を続ける伊藤裕偉氏を講師に迎え、これまでの調査から見えてくる八鬼山道の町石が持つ歴史的な意義についてご講演いただきます。八鬼山道の町石について知り、それが造立された尾鷲という地域そのものの位置づけについても考えます。

スケジュール予定
 13:00  開場
 13:30   講演
      演題「西国第一の難所八鬼山道を紐解く」
 14:50    質疑応答
 15:00    終了

←クリックで拡大


≪講師プロフィール≫
1965年、三重県一志郡嬉野町(現松阪市)市生まれ。
1988年、関西大学文学部史学地理学科卒業。
2003年、三重大学大学院人文社会学科研究科修了。
2008年、新潟大学より博士(文学)の学位取得。
現   在、三重県教育委員会事務局社会教育・文化財保護課班長。

≪主な著書・論文≫
・中世伊勢湾岸の湊津と地域構造 (岩田書院)
・都市をつなぐ(共編著、新人物往来社)
・熊野街道八鬼山道周辺の中世石造物(三重県史研究第24号)
・熊野の中世宝篋印塔集成(研究紀要第19-1号)
・聖地熊野の舞台裏―地域を支えた中世の人々 (高志書院)
・近世瓦の刻銘から人と地域の諸相を読む(三重県史研究第32号)
・幻想の京都モデル (共編著、高志書院)


ージのトップへ