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ロビー展「桶・樽の道具展」

期   間: 平成30年5月12日(土)〜5月27日(日) ※会期中無休

時   間: 午前9時〜午後5時     

場   所: 展示棟ロビー

入 場 料: 無料

■詳細
  桶の歴史は古く、室町中期に書かれた多聞院日記に「オケ」という名称で初めて登場します。桶は日本人にとって、産湯から棺桶まで扱いやすい容器として長く親しまれてきましたが、明治末から大正にかけてのブリキの普及で減少、昭和中期にはプラスチック製品の台頭により、木製の桶はほぼ姿を消します。現在では身近にみられる桶は、寿司桶くらいとなりましたが、修理が難しく箍(たが)が外れることで初めてその技術の歴史の深さを知ることになります。
桶や樽の材料は、杉・ヒノキなどの針葉樹で、鋸や鉈(なた)等で大きく木取りし、底板と側板の原型をそれぞれ切り出します。側板の湾曲の度合いも大きさで異なり、側板の内側は、銑(せん)という刃が湾曲した道具を両手で持って削り、外側は内丸(うちまる)という、内側が丸くなった鉋で削ります。側板の合わせ目は、正直(しょうじき)台(だい)という大型の鉋(かんな)で削ります。側板の湾曲と合わせ目の角度は、様々な大きさの貝型(かいがた)と呼ばれる定規で確認しながら作業します。他に竹銑(たけせん)、金(かな)箆(へら)、締め木、才槌(さいづち)、ユリノハと呼ばれる道具も必要となります。
  今回のロビー展では、尾鷲市内で十六代続いた「桶屋」吉田 稔さんが桶や樽づくりに使用した各種道具を展示します。古くより日本の先進文明地域で伝播し進化を遂げた、桶づくりの道具と技術の歴史に興味を深めていただきます。

<<付属事業>>
@桶製作実演
 開催日:平成30年5月20日(日)
 時 間:13:30〜14:30
 参加料:無料
 定 員:なし
 場 所:展示棟ロビー
 講 師:泉 協次氏(尾鷲市中村町)

 









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