当センターについて
センターのご案内
熊野古道センター内の施設についてご紹介します。
- 開館時間
- 午前9時から午後5時まで ※利用時間(貸館)は午後10時まで
- ご利用可能施設案内
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- 1.大ホール
- 2.小ホール
- 3.会議室
- 4.和室
- 5.体験学習室
- 6.展示棟ホール
- 7.常設展示室
- 8.企画展示室
- 9.映像ホール
- 10.図書資料室
- 11.特別展示室
- 休館日
- 12月31日、1月1日(その他メンテナンス等により休館の場合あり)
全館バリアフリーになっております。車イス、身障者用トイレ、ベビーシートも完備しております。
1/交流棟 大ホール・小ホール
尾鷲ヒノキの香り漂う明るい大空間。熊野古道を訪れる方々や地域の皆さんがくつろぎ、交流する場としてご利用いただけます。(お弁当などの持込・飲食可)人がここに集い、ここから交流が深まるようなイベントも開催していきます。
2/交流棟 体験学習室・和室
東紀州の素材を生かした多彩な体験学習を開催します。講師は、東紀州地域に住み、あるいはこの地域をこよなく愛する方々を中心とした“東紀州人”ばかり。お子様から大人まで、物を作る喜びや自然に触れる喜びを体感してください。貸しスペースとしてもご利用いただけます。
3/展示棟
熊野古道とその周辺の歴史、自然、文化を紹介する常設展示室や映像ホール、そしてより深くテーマを絞った企画展を行う企画展示室があります。
開催中の展示はこちらをご覧ください。
4/研究収蔵棟
重要文化財対応の特別展示室や、熊野古道や東紀州地域の研究・学習のための図書資料室があります。
図書資料室は、毎日午前10時~午後3時に開館しています。どなた様でもゆっくりと閲覧いただけます。
センター長あいさつ
人はなぜ歩く
スピリチュアルブームがサンティアゴへの巡礼に旅立たせているのではないかというフランス人作家リュファンの記事を2年ほど前、目にしたことがある。特定の宗教に帰依するつもりがなくとも、広く霊的なもの、自分の内部の魂や精神の問題に興味を持つ現代人の姿勢に関係しているのではと指摘している。
熊野古道についてもこの点はやや似ている気がしている。ただ漫然と歩くだけでは何も語ってくれない。でもよく注意をして聴こえない声に耳を傾ければ、もういろんなことを語ってくれる。まず石畳と苔、そして梢のささやきである。何千人、何万人という人のささやきが、休憩して交わした言葉が聞こえてくるような気がするものだ。
人は本質的に歩くのが好きだ。道とは、自然に人の力を加えたものであり、人と自然の調和である。紀伊山地の自然豊かな中で、農耕、狩猟、漁労、伐採、木地、炭焼きなどをしながら生きてきた。そんな生活の中に熊野古道がある。
三重県は、スペインバスク自治州との「巡礼に道に関する覚書」を4年前に締結した。コロナ禍で海外旅行ができない状況であるが近い将来、バスク自治州を通る「北の道」を歩いてみたいものである。
センター長 宮本 秀男
音声ガイダンスについて
多言語音声ガイド(英語・中国語・台湾語・韓国語・フランス語)
常設展示室(展示棟)でご利用いただける多言語音声ガイドを貸し出ししております。
貸し出しご希望の方は、総合案内カウンター(交流棟)にてお申込み下さい。
ご利用料金は無料です。ご利用にあたっては、1,000円の保証金をお預かりします。
(保証金は音声ガイドの返却時にお返しします。)