指定管理者について

熊野古道センター外観

三重県立熊野古道センターは平成16年7月、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録された「紀伊山 地の霊場と参詣道」のうち、熊野古道に関する歴史、自然及び文化等を紹介するとともに、熊野古道やその周辺地域に関する活動及び交流の場の提供などを行うことにより、もって地域の振興に寄与することを目的として平成19年2月開設されました。

指定管理者制度とは
平成15年6月13日に公布された地方自治法の一部を改正する法律(平成15年法律第81号)により、これまでの管理委託制度による公の施設の管理に変わって新しく創設された制度で、多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用しつつ、住民サービスの向上を図るとともに、経費の削減等を図ることを目的としています。
法人概要
法人名 特定非営利活動法人熊野古道自然・歴史・文化ネットワーク
理事長 林伸行
所在地 三重県尾鷲市野地町12番27号
設立年月日 平成18年3月1日
基本財産 令和元年3月現在 5,379千円
会員数 令和5年10月10日現在 14名(理事12名、監事2名)
経営理念・運営方針 私たちの法人は、熊野古道及びその周辺の豊かな自然・歴史・文化を継承し、その良さを広く伝えるための活動を、熊野古道に関わる人々と交流を深めることにより行い、もって地域の貴重な資源を活かしたまちづくりに寄与することを目的とします。
特定非営利法人 熊野古道自然・歴史・文化ネットワーク役員
※2023年10月10日現在
役名 名前 住所
理事長 林 伸行 熊野市
副理事長 山口 和洋 紀宝町
理事 川端 守 尾鷲市
理事 桐村 英一郎 熊野市
理事 吉田 正木 大紀町
理事 宮本 秀男 熊野市
理事 田上 至 紀北町
理事 橋本 博 尾鷲市
理事 和田 利信 熊野市
理事 東 美沙 尾鷲市
理事 山本 和彦 尾鷲市
理事 内山 裕紀子 尾鷲市
監事 清水 鎮一 御浜町
監事 濵口 千穂 熊野市

理事長あいさつ

理事長 林 伸行

紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されて15周年を迎えました。また、三重県立熊野古道センター(以下「センター」という)が2007年2月10日にオープンして12年余になります。この間、私たちNPO法人はこのセンターの指定管理者として運営に尽力して来ました。
この度、次期5年間(2020.04.01~2025.03.31)

指定管理者として、三重県から運営を委託されることになりました。
NPO法人のメンバーと職員一同一丸となって、熊野古道及びその周辺地域の魅力を国内外に発信するとともに、熊野古道全般に関する窓口として利用者目線にたった情報提供を行い、人及び情報の交流を深める拠点となることを目指して、一層効果的な管理運営を図っていきます。

①地域住民と県内外の利用者が、熊野古道の豊かな自然、歴史、文化、民俗、信仰などを介して交流する拠点(ビジターセンター)となるよう活動します。
②年々増加している訪日外国人に対し、的確に対応できる体制づくりに取り組みます。
③ホ-ムページのリニューアル化を図るとともに、館内掲示、電話対応、ニュースレターの発行、メールマガジン、職員のブログ等の発信により最新の情報を提供できる体制を整えます。
④企画展示に際して、「道の世界遺産」であることを考慮し、熊野古道の文化的景観を構成する自然、精神性、産業、暮らしなどの分野を対象とし、国際性を意識して取り組みます。

理事長 林 伸行