熊野古道自然学校 熊野の巨岩・奇岩

体験学習

開催日 令和6年12月8日(日)※荒天中止
時間 午前8時30分~午後3時  ※受付:午前8時00分~ 熊野古道センター駐車場集合
場所 神川町那智黒石採掘場(仮谷梅管堂)→大丹倉展望所→蝶の羽岩
参加料・入場料 500円(資料代・保険料含む)
定員 15名(要申込・応募多数の場合抽選)
募集受付期間 10月24日(木)~11月24日(日)午後5時まで
講師 前 義典氏(木本高等学校教員)
主催 三重県立熊野古道センター
対象 小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
持ち物等 昼食、飲料、歩きやすい服装、トレッキングシューズ、帽子、雨具、タオル、防寒具等

 東紀州は巨岩奇岩がとても多い地域です。約1,400万年前の熊野北カルデラ形成に伴う火成岩のはたらきで、様々な地質景観が見られます。海岸部には大きな柱状節理が露出し、山では地中で風化した熊野酸性岩が大小織り交ぜて存在しており、その岩石は信仰の対象となったり、熊野古道の石畳や猪垣などに利用されてきました。
 今回開催する熊野古道自然学校「熊野の巨岩・奇岩」では、圧巻の岩塊である大丹倉と川床にある繊細な模様の岩である蝶の羽岩を同時に訪れ、同じ材質の岩石でも違う表情を見せる熊野酸性岩の姿を見学します。また、熊野市神川町のみで産出される特別な石「那智黒石」の採掘所では、大きくて本当に真っ黒な岩石の露頭にふれ、仮谷梅管堂で那智黒石の加工風景を見学します。
 『青のくに 熊野―岩と滝を巡る旅―』の著者で木本高等学校教員の前義典氏が、東紀州の巨岩・奇岩をご案内します。

 

 

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