熊野古道音楽祭 ~ハープ弾き歌い&フルートの調べ~やすらぎの音楽、くつろぎの時間

開催日 | 令和5年6月17日(土) |
---|---|
時間 | 午後2時30分開演(午後2時開場) |
場所 | 交流棟大ホール |
参加料・入場料 | 1,500円 |
定員 | 150名(要入場券・先着順) |
募集受付期間 | 4月22日(土)午前9時より熊野古道センターにて入場券販売開始 |
出演者 | 速海ちひろ(ハープ・ソプラノ)、森本英希(フルート・リコーダー) |
主催 | 三重県立熊野古道センター |
対象 | 未就学のお子様のご入場はご遠慮ください。 |
声楽とハープを組み合わせた、グランドハープ弾き歌いの第一人者である速海ちひろ氏と、テレマン室内オーケストラ首席フルート奏者の森本英希氏によるコンサートを行います。三重県伊勢市出身の速海ちひろ氏は、現在京都で活躍中のハーピストであり、近年はグランドハープとソプラノによる弾き歌いの第一人者として活躍しています。中世・バロックから現代曲に至るまで幅広いレパートリーを持ち、琴や尺八など和楽器とのコラボ演奏なども行っています。また、フルート奏者 森本英希氏は、バロック音楽や現代音楽を得意とし、2012年に日本フルートコンヴェンションコンクールアンサンブル部門第1位、2017年京都芸術祭 京都新聞社賞を受賞している他、フルート・リコーダー・篠笛等様々な笛を持ち替えることのできる稀有な奏者でもあり、個性あふれる演奏会やワークショップを全国各地で行っています。
速海氏と森本氏の二人は、2018年には国際音楽コンクールでアンサンブルとして最高位賞を受賞したことをきっかけに、関西を中心に本格的な活動を開始し、速海氏の出身である三重県内でも多くの演奏会を開催しています。2019年には台湾や東京でも公演を行い、注目を集めているデュオユニットです。
今回のコンサートでは、春から初夏にかけての爽やかな季節をイメージした楽曲を中心に、弾き歌いと演奏を披露いただきます。
≪出演者プロフィール≫
速海ちひろ(はやみちひろ)氏 ハープ・ソプラノ
三重県伊勢市出身。立教大学文学部仏文科卒。幼少から音楽・演劇・バレエを学ぶ。その後一時は古典芸能の世界に身を置きその道を志すも、国際ロータリー財団奨学生として英・仏に留学。ハープと声楽を学び、わずか数年のうちに国際コンクールやマスタークラスで優勝・受賞を重ねる。その後名教師ジェルメーヌ・ロレンツィーニのもとで研鑽を積みつつ、歌い手としても精進を重ね、やがてハープと声楽を組合せた“グランドハープ弾き歌い”を開拓。その第一人者として、また弾き歌いを芸術にまで高めて来た稀有な存在として、国内外で活躍の場を広げている。
近年は、フルートとハープ弾き歌いによるアンサンブルで、岐阜国際音楽コンクール(2018)・大阪国際音楽コンクール(2020)にていずれもアンサンブル部門最高位(1位なしの2位)、レオポルドブラン国際音楽コンクール(仏)室内楽部門にて第3位受賞(2020)。
これまでに、「北とぴあ国際音楽祭」「台湾国際ハープフェスティバル」ほか、国内外の音楽祭や演奏会に多数出演。今後も「Harpes aux Max(仏)」等招聘が予定されている。
森本英希(もりもとひでき)氏 フルート・リコーダー
京都市立芸術大学修士課程修了。現在、テレマン室内オーケストラ首席フルート奏者。京都バロック楽器アンサンブル代表、アンサンブル・リュネットリーダー、ネクスト・マッシュルーム・プロモーション団員。
2010年度大学院市長賞、2012年日本フルートコンヴェンションコンクールアンサンブル部門第1位、2017年京都芸術祭 京都新聞社賞、また、速海とのデュオでも国際音楽コンクールで上位入賞を重ねている。
ライプツィヒ・バッハ・フェスティバル、丹波の森国際音楽祭、韓国国際音楽祭、武生国際音楽祭、仙台リコーダーフェスティバル他、国内外の様々な音楽祭に出演。フルート・リコーダー・篠笛等様々な笛を持ち変えることのできる稀有な奏者でもあり、個性あふれる演奏会やワークショップを全国各地で行っている。
これまでにフルートを安藤史子、伊藤公一、大嶋義実、白石孝子の各氏に師事。古典フルート奏法を竹林秀憲、リザ・ベズノシウク、マルク・アンタイの各氏に学ぶ。また、能管を左鴻泰弘氏に、篠笛を藤舎貴生氏に師事。