くまの自然科学教室「熊野古道で薬草観察」

体験学習

開催日 令和7年5月10日(土)※雨天の場合11日(日)
時間 午前9時~正午
場所 熊野古道伊勢路 ツヅラト峠道 ※集合・解散:ツヅラト峠駐車場(大紀町川口1974)
参加料・入場料 500円(保険料・資料代)
定員 15名(要申込・応募多数の場合抽選)
募集受付期間 3月26日(水)~4月26日(土)午後5時まで
講師 倉本敬正氏(薬剤師)
主催 三重県立熊野古道センター
対象 一般
持ち物等 筆記用具、飲み物、帽子、タオル、歩きやすい服装と靴、雨具、着替えなどその他各自必要なもの

 令和7年4月19日(土)~7月6日(日)開催予定の企画展「本草学者がみた熊野」付属事業として、くまの自然科学教室「熊野古道で薬草観察」を開催します。本草学とは薬用となる植物・動物・鉱物の形態・産地・効能などを研究する学問です。日本では江戸時代に研究が盛んになり、しだいに薬用に限らず自然一般を研究する「博物学」への広がりを持つようになりました。また、本草学者は机の上での研究だけにとどまらず、各地に「採薬(薬用となる植物を採集すること、植物採集。)」に出かけました。東紀州地域にも小野蘭山をはじめ、様々な本草学者が採薬に訪れ、記録を残しました。今回のくまの自然科学教室では、薬剤師の倉本敬正氏を講師にお迎えして、ツヅラト峠道で薬草を観察し、身近な薬草について学んでいただきます。

<スケジュール予定>
 08:30 受付開始
 09:00 挨拶、講師紹介、観察会開始
 12:00 アンケート後、解散。
※ツヅラト峠頂上まで行かない場合もあります。

<講師プロフィール>
倉本 敬正(くらもと よしまさ)
薬剤師。富山大学薬学部出身。昭和60年代から、三重県民の森、鈴鹿青少年の森及び丸山千枚田等で三重県薬剤師会及び各地域薬剤師会等が主催した薬草観察会で講師を務める。令和7年度も三重県薬剤師会等主催の薬草観察会で講師を務める予定。

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