伊勢型紙でつくる干支の豆色紙

体験学習

開催日 令和7年12月14日(日)
時間 午後1時30分~午後3時30分
場所 体験学習室
参加料・入場料 1,000円(材料費込み)ヒノキの台座付き
定員 20名(要申込・応募者多数の場合は抽選)
募集受付期間 10月30日(木)~11月30日(日)午後5時まで
講師 大杉華桜氏(伊勢型紙彫型画会会長)
主催 三重県立熊野古道センター
対象 小学3年生以上(小学生は保護者同伴)

 

 三重県鈴鹿市が誇る伝統的工芸品『伊勢型紙』の繊細な技術と美しさに触れる彫刻体験教室を開催します。
 本体験では、着物の染色に使われる「型地紙(かたじがみ)」に、来年の干支「午(うま)」をモチーフとした絵柄を重ね、デザインナイフで丁寧に彫刻していきます。伊勢型紙ならではの細やかな文様を彫り出す工程を通じて、伝統工芸の奥深さと手仕事の魅力を体感していただけます。
 彫り上がった型紙は、講師が豆色紙に絵柄を写し取り、干支飾りとして仕上げます。完成した作品は、香り豊かなヒノキ製の専用スタンドに立ててお持ち帰りいただけます。
 さらに今回は、ヒノキの台座に「バーニングペン(焼きペン)」を使って、自由に絵柄や文字を描くことができます。干支にちなんだ模様や、お名前・願いごとなどを焼き入れることで、より個性あふれる作品に仕上げていただけます。
 新年を迎える準備として、ご自宅の玄関やお部屋に飾るのはもちろん、大切な方への手づくりの贈り物としてもおすすめです。初めての方でも安心してご参加いただける内容ですので、ぜひこの機会に、伊勢型紙の世界に触れてみてください。

≪スケジュール(予定)≫
13:00~ 受付
13:30  あいさつ・説明
13:40  彫刻体験実施
14:40  できた人から順次色紙に絵柄を写す
15:20  アンケート
15:30  終了

申込方法:お電話またはセンター窓口にて

≪講師プロフィール≫
大杉 華桜 氏(伊勢型紙彫型画会 会長)
平成3年、江戸時代から伊勢型紙を代々継承する大杉家に生まれる。33歳。
幼少期から大杉華水に師事。17歳で大杉家七代目を継承。同志社大学文学部国文学科卒業。同志社大学大学院修了。平成24年、第38回伊勢型紙彫型画展にて最高賞となる三重県知事賞を受賞するなど、多くの受賞歴をもつ。
令和元年に雅号を襲名し、伊勢型紙彫型画会会長に就任。国内外で展覧会や体験講座を開催し、伊勢型紙の普及に努める。

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