知られざる熊野探訪ツアー「近代の遺跡探検 元盛松を訪ねる」

知られざる熊野探訪ツアー

開催日 令和5年12月16日(土)※雨天の場合12月23日(土)
時間 午前9時~午後3時  ※受付:午前8時30分~
場所 三木浦~元盛松 ※集合場所は三木浦漁港最奥の駐車場
参加料・入場料 500円(保険料含む)
定員 20名(要申込・応募多数の場合抽選)
募集受付期間 令和5年11月2日(木)~12月2日(土)午後5時まで
講師 弓削猛氏(グリーンツーリズムインストラクター・三木浦ゲストハウスオーナー)
主催 三重県立熊野古道センター
対象 健脚者向(歩行距離約5㎞)
持ち物等 昼食、飲料、歩きやすい服装、トレッキングシューズ、帽子、雨具、タオル、虫よけ等、トレッキングポールがある方はお持ちください。
備考欄 ※抽選結果は、電話連絡します。また、当選された方には参加のご案内を郵送します。

 尾鷲市盛松の元盛松集落跡を訪ねるトレッキングツアーを、グリーンツーリズムインストラクターで三木浦ゲストハウスオーナーの弓削猛氏にご案内いただき開催します。
 盛松(さがりまつ)の地名は、元盛松の海蔵寺の松が由来で、老松が枝を下げてそびえ立ち、どこからもよく見えたのでこの地区を下松 (さがりまつ)と呼ぶようになりました。慶長6年 (1601) の検地によれば、下松浦に27戸との記録が残り、当時としては大きな集落でした。安政年間に下松では緑起がよくないからと「盛松」に浦名を改めます。集落は奥地と下地の2つの地区があり、明治7年の戸籍等によると、盛松には27 戸126人でした。電気もつかないことから、昭和2~3年に全戸が三木浦の湾奥「コノワ」地区へ移住しました。
 現在でも、運動場跡・海蔵寺跡・老松の大木・石の水槽・庄屋跡など、当時石で作られた生活の跡を見ることができます。年月が過ぎ遺跡のようになった場所を探訪します。

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