ロビー展「クローズアップ展示品~土器のおいたち~」

過去の企画展示

開催期間 令和4年4月8日(金)~5月31日(火)
休館期間 会期中無休
開催場所 展示棟ロビー
入場料 無料

展示スペースの関係で、説明がほとんどされていない展示品の詳しい由来をパネルで紹介します。

今回取り上げる展示品は、『縄文の時代から熊野には人が住み、各地との交流を持っていた』コーナーの土器で、2つの遺跡の土器を展示しており、それぞれについて遺跡の位置や時代背景、出土の経緯などを交えて解説します。

 展示物の須恵器と土師器が出土した道瀬遺跡は、弥生時代から平安時代の遺物が出土している遺跡で、古墳時代の遺物の出土量が最も多く、炉跡や土鍋も出土しており、製塩施設の遺跡であると考えられています。

縄文土器は中ノ茶屋遺跡の出土遺物で、地下壕建設の際に採集した縄文中期の遺物で、詳細な発掘調査は実施していないため柱穴以外の遺構は確認されていません。なお、一緒に採取された種子から発芽したムラサキエノコログサの標本も同時に展示しています。

コーナーの解説文についても併せて補足し、東紀州における縄文時代以降の時代についても解説します。

展示内容は2ページです。

原文は3ページに掲載しましたので、外国語でも閲覧できます。

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