企画展「聖ヤコブへ続く巡礼の道~道がつなぐ交流~」

開催予定

開催期間 令和2年12月5日(土)~令和3年1月31日(日)
休館期間 12/31、1/1
開催場所 企画展示室
入場料 入場無料

 1993年に世界遺産に登録された「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」は、ガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラにある聖ヤコブの棺を目指す巡礼の道で、スペイン国内の複数の巡礼路からなります。中世にエルサレム、ローマと並ぶキリスト教の三大聖地のひとつとなり、12世紀には年間50万人もの人々が歩いた巡礼路です。巡礼路のうちスペイン国内のピレネー山脈からサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に至る約738kmの道程は、1993年に「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」としてユネスコの世界遺産に登録されました。紀伊山地の霊場と参詣道と並び、世界でも珍しい道の世界遺産としても知られており、1998年に和歌山県とガリシア州とは永続的な友好関係を確立するため、正式に両古道の姉妹道提携を締結しました。
 2015年、これまでの内陸ルートに新たに海岸沿いのルートが追加され、同時に「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部巡礼路」と名称も変更されました。なかでもバスクの国境に接したイルンからビルバオ、サンタンデール、オビエドを通ってガリシアに向かう海沿いの道を北の道といいます。2019年、三重県とスペイン・バスク自治州との間で「産業交流」「食の交流」「巡礼路の交流」のそれぞれの分野で、具体的な協力・連携事項について合意しました。このうち「巡礼路の交流」に関して、スペインの世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」のバスク自治州内を通る「カミーノ・デ・サンティアゴ北の道」と三重県内の熊野古道伊勢路との間で、相互交流を促進するために「道の協力・連携に関する覚書」を締結しました。
 本展では、追加登録されたスペイン北部の巡礼路及び巡礼道を取り巻く人々の間で何世紀にもわたって続いてきた様々な文化や精神性などの交流について紹介します。スペインと日本、世界に二つしかない巡礼の道の世界遺産の価値を感じていただけたら幸いです。

主催:三重県立熊野古道センター
協力:NPO法人日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会、志摩スペイン村

【付属イベント】
①講演会「サンティアゴ巡礼路 北の道へのご案内」(仮題)
 サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路のうちバスク自治州内を通る海岸沿いの道「北の道」の特徴や魅力について紹介します。
日 時:令和2年12月5日(土)午後1時30分~3時
入場料:無料
定 員:60名(要申込・先着順)
場 所:映像ホール
講 師:金塚多佳子氏(NPO法人日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会代表理事)
受 付:令和2年11月1日(日)~12月4日(金)午後5時まで

②料理教室「美食の町サンセバスチャンとの交流で生まれたバスク料理」
 多気町とバスクの食の交流により生まれた、和食とバスク料理のそれぞれが持つ特徴を生かしたレシピを紹介し、その調理法を学び、味わいます。
日 時:令和2年12月27日(日)午後1時~3時
参加料:2,000円(材料費込み)
定 員:24名(要申込・多数の場合抽選)
場 所:体験学習室
講 師:村林新吾氏(三重県立相可高等学校食物調理科教諭)、同校調理クラブの生徒さんたち
受 付:令和2年11月13日(金)~12月13日(日)午後5時 

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