ロビー展「3000㎞のみち巨大図絵and写真展」

過去の企画展示

開催期間 令和2年8月8日(土) ~令和2年8月23日(日)
休館期間 会期中無休
開催場所 展示棟ホール
入場料 入場無料

 絵地図作家としても活躍する植野めぐみさん(津市在住)の巨大図絵作品展を開催します。
 植野さんは、熊野古道の調査員をしていた時に、キリスト教の聖地のひとつである、スペイン・ガルシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路「カミーノ・デ・サンティアゴ」の存在を知りました。2010年、フランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから約800㎞のカテドラル(大聖堂)を経て、スペイン最西端のフィニステーラ海岸まで計890㎞を踏破しています。その旅の途中で大西洋に沈む夕日を観たとき、道に国境はなく、シルクロードから日本へつながることを実感し、世界中の古道をひとつにつなぐ地図を制作する活動「ちきゅうの道プロジェクト」を始めます。現在は、カミーノ・デ・サンティアゴからシルクロード経て日本までの道のりを何度かに分けて歩き、絵地図を制作しています。
 本展では、2014年に歩いたローマからフィニステーラまでの約3000㎞に及ぶ旅路で出会った絶景や人々の日常とやさしさを表現した図絵を展示し、写真や文章だけでは表現しきれない歩き旅の魅力を伝えます。

90㎝×360㎝

≪作家プロフィール≫
 植野めぐみ 三重県津市在住の絵地図作家。学生時代に自転車で日本縦断を体験し、人力による旅に興味を持つ。卒業後は熊野古道ガイドや調査などの仕事をする傍らで、「いにしえの道」をテーマに国内、海外各地を旅し、足跡を残す。2013年より、鳥瞰図やイラストマップを手掛ける絵地図作家として活動する。今回の展示では、2014年に踏破したローマからサンティアゴまでの3000kmを描いた長さ3.6メートルの巨大図絵、この道中の写真10点を出展する。
『アトリエ・ちゅきゅうの道』ホームページhttps://www.caminotty8-9.com/
『アトリエ・ちゅきゅうの道』インスタグラムhttps://www.instagram.com/atelier_chikyu_no_michi/

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