特別展示室企画展 久保圭一写真展「早田町 ―海を引き継ぐ若人―」

開催中

開催期間 令和3年4月10日(土)~令和3年6月13日(日)午前10時~午後5時
休館期間 会期中無休
開催場所 特別企画展示室
入場料 入場無料

 和歌山県古座川町出身のカメラマン久保圭一氏の写真展を開催します。
 久保さんは、故郷古座川町の観光用写真を依頼されたことがきっかけとなり、本格的に写真活動を始めました。2010年に銀座リコーフォトギャラリーRING CUBEにおいて、公募により選ばれた作品の写真展「時を忘れしまち ―古座街道―」、2019年には蒼穹社より写真集「早田町」を出版し、キヤノンギャラリー銀座、キヤノンギャラリー大阪で写真展「早田町 ―海を引き継ぐ若人―」他、多数の個展を開催するなど活躍されています。
 写真集の被写体となった尾鷲市早田町は、人口が約130人の小さな漁村集落で、町の人たちは、大型定置網漁(大敷)、イセエビ刺し網漁を中心に生活してきました。現在は人口の減少、高齢化率の上昇が続き、定置網漁師の高齢化、担い手不足などの問題から、この集落を存続させるために様々な活動が続けられています。
 生まれ育った地域の撮影をライフワークとしている久保さんは、早田町の人たちのやさしさに触れ、早田漁師の人柄、若い漁師の奮闘する姿に惹かれ、6年以上通い続けて、今作を撮影しました。漁村の日常の風景、大敷の水揚げ作業、船上での漁師たちの表情など、早田町に密着して撮った75点がこの写真集に収められています。
 また、歌手さだまさしさんが、「レンズ越しではない生の人生がある 町の人々と共に生き 彼らを愛する温かい眼差しに満ちている」と帯に文章を寄せています。  本展では、この写真集に収められた約50点の写真の他、大漁旗などを展示紹介する予定です。

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