「熊野古道 観音道と観音信仰」(開催場所:熊野市文化交流センター)
移動展示
過去の企画展示
開催期間 | 令和6年12月1日(日)~12日(木) |
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休館期間 | 12月2日(月)、9日(月) |
開催場所 | 熊野市文化交流センター クマノミチ |
入場料 | 無料 |
令和6年7月13日(土)から8月18日(日)まで熊野古道センターで開催したロビー展「熊野古道 観音道と観音信仰」の移動展示を開催します。
観音道は、登り口から約1㎞先にある比音山清水寺、通称泊観音へ向かう古道であり、その道中には地元の信者や観音講の人々によって寄進され西国三十三所に因んだ観音石像が安置されています。現世利益、諸願成就が叶うとされる観音信仰が庶民の間に広く浸透した江戸時代、熊野古道伊勢路は西国三十三所巡礼を行う旅人で賑わいました。この時代に刊行された道中記には、西国巡礼者が観音道・泊観音を訪れたという記録が多く残されています。
本展示では、A1サイズの解説パネルと、昭和初期に撮影された古写真を含む18点の観音道の写真を展示し、日本最古の巡礼の旅とされる西国三十三所巡礼や、身近な観音霊場として地元の人々の信仰を集めた観音道と泊観音について紹介と解説を行います。