熊野古道センター開館15周年記念展「西国第一の難所 八鬼山越え」

過去の企画展示

開催期間 令和4年3月12日(土)~令和4年3月27日(日)
休館期間 会期中無休
開催場所 世界遺産 熊野本宮館(和歌山県田辺市本宮町本宮100番地の1) 北棟 展示ロビー
入場料 無料

 熊野古道センター開館15周年記念事業の一環として、熊野古道伊勢路の魅力や世界遺産の価値を再認識していただくために、熊野古道伊勢路の魅力を写真や解説パネルで紹介するロビー展を開催します。
 江戸時代に記された道中日記には「熊野路第一の難所」「西国第一の難所」などと表記され、多くの旅人に「難所」として知られていた八鬼山越え。また、追い剥ぎや野犬(狼)が出現し、旅人を悩ましたとされます。
 この八鬼山越えには他の伊勢路には存在しない要素があります。一丁(約109m)毎に舟形地蔵の町石が立ち、登り五十丁の間に50基あったとされ、また、他の山越は比較的低い鞍部(峠)を通過しますが、八鬼山越えだけは山頂を通過します。
 本展では熊野古道伊勢路のなかでも象徴的な道であった八鬼山越えを、江戸時代に記された道中日記や西国三十三所名所図会などを引用しながら現在の景観と比較検討し、また、道中に立つ町石とそれを取り巻く自然との文化的景観を写真で紹介し、八鬼山越えの道がもつ歴史的文化資産としての価値を再認識したいと思います。

【展示予定資料】 解説パネル 8点、写真パネル20点

内 容サイズ仕 様
解説 西国第一の難所 八鬼山越えA1イレパネ
解説 地図で見る八鬼山越えB1イレパネ
解説 八鬼山町石と関連石造物 1A1イレパネ
解説 八鬼山町石と関連石造物 2A1イレパネ
解説 町石35棊の写真と銘文B1イレパネ
解説 荒神堂日輪寺の歴史A1イレパネ
解説 西国三十三所名所図会から見る八鬼山越えA1イレパネ
解説 八鬼山越えを歩くB1イレパネ
写真 町石と取り巻く自然との文化的景観  20点A2イレパネ

【開催場所】世界遺産熊野本宮館北棟展示ロビー(和歌山県田辺市本宮町本宮100-1)

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