常設展示

展示棟の展示物についてご紹介します。
リンクをクリックするとそれぞれの展示の説明が見られます。

1/映像ホール

ハイビジョン映像で熊野古道の歴史や四季折々の景観を常時放映しています。これから熊野古道を歩かれる方も、すでに歩かれた方も是非ご覧ください。また、講演会や映画鑑賞会などにもご利用いただけます。(施設貸出やイベントの際にハイビジョン映像をご覧いただけない場合がございます。)

映像ホール

◆映像プログラム

  • 「熊野古道」 (上映時間15分)
  • 「道のシンフォニー」 (上映時間11分)
  • 「熊野古道伊勢路」(上映時間9分30秒)
  • 「熊野めぐり」(上映時間10分)
  • 「熊野古道伊勢路の人々」(上映時間9分30秒)

2/常設展示室

熊野古道とその周辺の歴史、自然、文化を実物資料やレプリカ、映像等でわかりやすく紹介し、熊野の魅力をお伝えしています。

常設展示室

A.世界遺産の登録

世界遺産とは何か、そして世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」について解説するとともに、様々な美しい映像がご覧いただけます。

展示・緑の熊野古道
展示・緑の熊野古道

B.熊野古道の姿

温暖で多雨である熊野古道周辺の気候と、海、空、そして陸の様々な“熊野の道”を写真、模型などで紹介します。展示室の中央に置かれた直径約3mの地形模型では、映像投射による演出で、古来利用されてきた様々な道を紹介する「熊野の道」、世界遺産指定地の位置と概要を、模型と映像で検索できる「紀伊山地の霊場と参詣道」の2つのプログラムがご覧いただけます。

展示室風景
展示室風景
ジオラマ展示
ジオラマ展示

C.熊野古道の自然・生活誌

自然誌のコーナーでは、熊野古道及びその周辺で出会える様々な動植物を、写真や標本によって解説しています。生活誌のコーナーでは、この地域で暮らす人々が自然とのかかわりの中で育んできた伝統産業、林業、農業、漁業などの生業を、写真や映像等で解説しています。
また、古くから伝えられてきた民話や、祭りの様子を映像ブースでご覧いただけます。

パネル展示
パネル展示
映像ブース
映像ブース
【熊野の祭50選】

花の窟神社のお網掛け神事にはじまり、この地方には数多くの祭礼が昔から受け継がれてきました。その中から50を越える祭礼を紹介。(各2~3分程度)

【民話と伝承の世界】

熊野古道とその周辺地域に昔から伝わる民話と伝承を人形アニメーションと木版画で表現しています。(各2~5分程度)

紀北町 かんからこぼしと治郎左衛門 熊野市紀和町 楊枝薬師
尾鷲市 山の神とオコゼ 熊野市 有馬浦のいな穂
東紀州全域 天の邪鬼 東紀州全域 木葉天狗
紀北町海山区 種まき権兵衛 熊野市 タツ島とビキ島
御浜町 峰弥久郎と犬 紀北町海山区 母子くじらの話

D.熊野詣と曼荼羅

聖地での巡礼を描いた霊場案内の絵画である「那智参詣曼荼羅図」や「伊勢参詣曼荼羅図」と共に、その現代版ともいれる幅3mを越える巨大壁画「熊野旅曼荼羅図」をご覧いただけます。
特に「熊野旅曼荼羅図」は、当センターのオリジナル作品であり、伊勢路を中心とした熊野古道周辺の自然景観、歴史、産業・生活、祭り・伝統などを盛り込み、見る度に新たな発見がお楽しみいただけます。
また、「熊野観心十界図」と「那智参詣曼荼羅図」の絵解き解説もご覧いただけます。

曼荼羅
曼荼羅

E.熊野古道を歩いた人々

熊野古道「伊勢路」の中でも象徴的な6つのシーンを、道中記や絵図などを元に再現されたミニチュアジオラマにより、旅人と、そこに暮らす人々の生業の様子を紹介します。また、修験者や巡礼の装束・道具などの事物津資料もあわせてご覧いただけます。
再現シーン
「田丸での熊野街道への分かれ道」、「長島湊と海の道」、「馬越峠の茶屋と石畳道」、「西国一の難所・八鬼山越え」、「町並みと街道を行き交う人々」、「観音道の風景」

ミニチュア展示
ミニチュア展示

F.熊野の歴史

熊野古道にまつわる歴史的特長のキーワードとそのテーマごとに写真、実物資料、レプリカ、模型などと共に解説しています。
歴史キーワード
「伝承世界の熊野」、「熊野の縄文文化」、「蟻の熊野詣」、「修験道の世界」、「西国三十三所霊場」、「神仏習合」、「補陀洛渡海」、「徐福伝承」、「熊野水軍」

熊野の歴史
熊野の歴史

3/企画展示室

貴重な資料を全国各地から集め、より深くテーマを絞った企画展を開催します。地域の方々によるアート展、作品展などにもご利用いただけます。

企画展示室には地域の人々のアート作品などが展示されています。