くまの自然科学教室「樹木観察会」を開催しました!

2026年7月8日

イベントレポート

令和8年7月5日(日)、三重自然誌の会会員で紀北町文化財調査委員でもある山本和彦氏を講師としてお迎えし、紀北町の大白公園で「樹木観察会」を開催しました。4日の予定でしたが雨天予報のため延期となり、5日も小雨でしたが、傘をさしたりたたんだりしながら歩きました。県内外から11名にご参加いただきました。

大白池を1周する約1kmのコースを歩きました。池の隣には熊野灘の海があります。そのため海岸性の植物を観察することができます。写真はクロウメモドキ科のハマナツメで、花が咲いていました。枝に棘があり、葉はナツメに似ていますが実は食べられません。絶滅危惧IB類(EN)や三重県指定希少野生動植物種に指定されています。

大白公園は、熊野灘臨海公園の一部として整備されています。そして、堤防の外側には、砂利浜があります。シソ科のハマゴウが開花していて、堤防上から観察しました。

アジサイ科のノリウツギも開花していました。高さは2~4m、漢字で書くと糊空木で、糊という名は樹皮から和紙の製紙に使う原料が採れるため名付けられたそうです。花を楽しむため庭園樹にも利用されます。

ウコギ科のカクレミノを観察しています。「隠簑」とは、天狗が持っていて着ると姿を消すことができるという簑です。3裂する葉が隠蓑の形ですが、成長すると不分裂の葉が多くなるそうです。3裂の葉を探しました。

他にも、コウヤボウキ、ムベ、ヒメユズリハ、クマノミズキ、ゴンズイ、ホウロクイチゴなどたくさんの樹木を中心とする植物を観察することができました。大白池の周囲は紀北町の健康ウォーキングコース(2.2km)にも指定されていて、景色や四季折々の花を楽しみながら散策出来ます。

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