トゲナナフシの卵

2020年8月23日

今朝、トゲナナフシの卵を一つ発見しました。
植物にそっくりなナナフシですが、卵もまるで植物の種のようです。
よく見ると、写真の卵の左側は小さな蓋のようになっています。
そこから赤ちゃんナナフシが出てくるそうです。

ところで、先日ネットでトゲナナフシの情報を調べていると、
「トゲナナフシはヤツデの葉をよく食べる」という記録を目にしました。
ヤツデというとあの、天狗のうちわのような大きくて硬そうな葉ですが…。
本当に食べるのか気になったので、昨日センターのトゲナナフシにも与えてみました。

小さめの葉を選んできましたが、それにしても大きいですね。
そして一晩経った今日の様子がこちらです。

おお…けっこう食べてますね。
ヤツデを食べなかった時の保険に入れたシダも齧ってます。
何でも食べてエライですね。見習いたいです。

今日は日曜日です。
企画展「標本が奏でる熊野のいきもの」、ロビー展「3000kmのみち巨大図絵and写真展」は
本日午後5時までの開催となっています。
今日が夏休み最終日という子どもたちも多いようですね。
暑い日が続きますが、頑張って乗り切っていきたいですね!

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