行仙岳の下見に行ってきました!

2024年10月10日

その他

 10月19日(土)・20日(日)開催の山歩き講座ステップアップ編の下見で行仙岳に行ってきました!行仙岳は大峯奥駈道の一部で、標高1227mですが、他の大峯奥駈道と比べてとても登りやすい山です。標高800mくらいから登り始めるため、それほど長距離を歩きません。
 Xやインスタに既に写真をアップしていますが、こちらのスタッフブログではより詳細に下見の様子をご紹介します。

国道425号線から見た景色

 8時40分に登山開始です。行仙岳への登り口は主に2か所あり、今回はまず林道を少し歩いた先にある登り口から登ります。

登り口の階段。写真にはありませんが左にモノレールがあります。

 新宮山彦ぐるーぷさんの補給路で、モノレールがあります。赤い階段を登ってしばらくすると水場があります。

水を補給するセンター長

 ここを過ぎると「七曲」というつづら折りの道が続きます。個人的にはここが一番しんどいかなと思いました。「七曲」を過ぎると稜線に出ます。ここからはきれいな景色を見ることができます。風が涼しく、気持ちよかったです。

開けています。

 そしてここを登りきると行仙宿山小屋が見えてきます。

行仙宿山小屋

 手前に行者堂、奥に山小屋とトイレがあります。ここは佐田辻というところで、新宮山彦ぐるーぷさんが何年もかけ整備され、今に至ります。

入口
山小屋の中の様子
かまど

 山小屋は思っていた以上に広いです。かまどもあります。トイレは男性用2つと女性用2つがあります(志納金100円)。

 行仙宿山小屋を少し過ぎると分岐があります。左へ行くと行仙岳山頂、右が白谷トンネル東口の登り口に下りていく道です。帰りは右の道へ行きます。

左が山頂、右が白谷トンネル東口

 山頂に近づいてくると段々と曇ってきました。風も吹いていて少し寒いくらいでした。この下見の日は、尾鷲では10月の観測史上2番目の高さとなる31.5度を記録した日でしたが、1,000m超の山だとこれほど違うのかと驚きました。上着が必要かなと思います。

山頂

 山頂には10時30分に到着しました。標高は1226.9mとなっています。曇っていて残念ながら眺望はありませんでした。晴れていたら釈迦ヶ岳などが見えるそうです。

山頂にある電波塔です。曇っています。

 本番では途中で読図などするため、もう少し時間がかかると思いますが、お昼頃には到着できると思います。今回は少し早いですが、お昼を食べ、10時50分に下山開始しました。

 山頂にはNTTの無線局・電波塔があります。帰りの道はこの施設を点検するための道なので、歩きやすく整備されています。ただ階段が多く、登りだときつい道かもしれません。下りはペースが速く、40分のところを30分で下り、11時20分に登山口に到着しました。

登り口

 本番はペースはもう少しゆっくりになるはずです。ここまで、iPhoneのヘルスケアのデータでは6.9㎞歩いていました。登る前に少しうろうろしていたので、実際はもう少し短いと思います。読図をしても、暗くなるまで歩くということはないと思われます。

 大峯奥駈道に行ってみたいけど、なかなか行く勇気がないという方でも、行仙岳は登りやすい山です。熊野古道伊勢路にはない1,000m超の山を体験してみませんか!山歩き講座ステップアップ編は引き続き追加受付中です。初級編を受講された方、ぜひお申込ください!

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