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三瀬坂峠
■距離/約2.2km
■歩行時間/60分
■散策レベル
■コースの特徴/巡礼者は三瀬の渡しで宮川と別れを告げて、三瀬坂峠を目指します。三瀬坂峠(標高256m)は高い峠ではありませんが、急坂のつづら折りがつづきます。茶屋跡や、宝暦6年に祀られたとされる地蔵などがあり、古道の雰囲気を感じることができます。道も歩きやすく、初心者の方にもおススメです。

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その昔、倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が宮川を渡られる際に案内をした真奈胡神(マナコノカミ)が祭神で、境内には玉砂利が敷かれており、静かな空気が流れています。


地元の人々が、道中の安全を祈って祀られたとされる説と、むかし、この地域周辺で疫病が流行し、これ以上広まらないようにと祀られたという説がありますが、さだかではありません。


石室の中に地蔵(宝暦6年・1756年)が祀られています。


一晩中つけておく明かりのことをいいます。昔の人々が街道を通る際の道しるべとし、また信仰の場としていたと思われます。