熊野古道センター
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ここを追分として、左は浜街道を経て新宮、右は本宮道を経て本宮に至りますが、本宮への道は神木までは大変難儀です。 かつては橋もなく、波の引き間を利用して河口の浅瀬を走り渡りましたが、波にのまれる人もありました。志原川尻には巡礼供養碑があります。 河口に積もった浜砂利のため海水が逆流し、集落・田畑を水浸しにしました。こうした自然災害から守るため市木川河口に水神塔が建っています。
かつて、旧街道を挟んで1個ずつの塚がありましたが、昭和37年の国道改修によって取り除かれました。