筏師の道 不動峠を歩きました

2021年3月21日

イベントレポート

知られざる熊野探訪

3月20日(土)、和歌山県の北山村にて、筏師の道を歩くツアーを開催しました。

丸太橋を渡ります

今回歩いたのは、和歌山県北山村七色と奈良県下北山村浦向を結ぶ道、不動峠(標高606m)です。
かつて、国道がなかった時代、下北山村や上北山村の山林から伐り出された木材は、川を利用して港のある和歌山県新宮市まで運搬されていました。そこで活躍したのが筏師たちでした。
不動峠は、下北山村の筏師たちが、最も危険とされた急流の七色を筏を操りながら運んだ後、自宅へと戻るために歩いた峠道です。
今回のツアーでは、北山村観光センターで筏師の道観光ガイドを務める田岡正光氏の案内で、参加者14名の皆さんと一緒に不動峠を歩き、かつての暮らしの様子を体感しました。

整備された古道
狭くなった道幅に注意
県境の切通し
再建された峠の地蔵堂前でお弁当
丸太で補強された道
先日修復した崩落個所

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