熊野古道伊勢路とは
峠のご紹介
11. 三木峠道・羽後峠道
近年、地元の方々によって発掘されました。自然道はところどころで寸断されていますが、木々の間から海が見える、眺めの良い道です。峠から延々と続く見事な猪垣は、当地方最長と言われ、そこに暮らした人々の存在を物語っています。
距離 | 約6km(JR三木里駅~JR賀田駅) |
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歩行時間 | 3時間10分 |
散策レベル | ★★☆☆☆ |
①石の道標に、「ひたりくまのミち(左くまの道)」と書かれています。
②標高120mの三木峠から標高139mの展望峰へ行くとベンチがあり、熊野灘や三木浦の集落が見渡せます。
③立派な猪垣を横切ります。そのまま猪垣に沿って歩くと、「左くまの道」という石の道標があります。
④江戸初期の五輪塔。五輪とは仏教思想における宇宙生成の五大要素「空、風、火、水、地」を指し、故人供養のために建てられたといわれます。