熊野古道伊勢路とは
峠のご紹介
13. 二木島峠道・逢神坂峠道
「逢神」とは、伊勢と熊野の神が出会う場所という意味で、かつては狼が出没したためという説もあります。古くから捕鯨の里として知られる二木島から古道にはいると、ほぼ全区間に苔むした石畳が通じています。
距離 | 約4.6km(JR二木島駅~JR新鹿駅) |
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歩行時間 | 3時間20分 |
散策レベル | ★★☆☆☆ |
![二木島峠道・逢神坂峠道地図](https://kumanokodocenter.com/home/images/kodo/kodo_nigisima-ougamizaka_img01.jpg)
![荷車の通った後](https://kumanokodocenter.com/home/images/kodo/kodo_nigisima-ougamizaka_img02.jpg)
①一里塚跡近くの古道沿いに、合計8基もの行き倒れ巡礼供養墓碑が立ち並んでいます。
![石墨千枚岩を掘割って通した峠道](https://kumanokodocenter.com/home/images/kodo/kodo_nigisima-ougamizaka_img03.jpg)
②かつて田んぼがあった広場を囲むように猪垣が残っています。
![名号碑(右)と如意輪観音](https://kumanokodocenter.com/home/images/kodo/kodo_nigisima-ougamizaka_img04.jpg)
③標高290mの林に覆われた峠。昔は大きな松があり、松の下には茶屋があったといいます。
![周囲から奈良時代の軒瓦などが出土](https://kumanokodocenter.com/home/images/kodo/kodo_nigisima-ougamizaka_img05.jpg)
④峠越えの後の目に眩しい、新鹿海岸の眺望が開けます。旅の安全に感謝し、庚申様にお参りしましょう。