ロビー展「伊勢路 三木峠道 羽後峠道」

ロビー展示

過去の企画展示

開催期間 令和7年9月10日(水)~10月10日(金)
休館期間 会期中無休
開催場所 展示棟ロビー
入場料 無料

 三木(みき)峠・羽後(はご)峠は西国第一の難所「八鬼山越え」を歩いた後、次に越える峠です。八鬼山を越えると美しい砂浜が目の前に広がる三木里に到着します。三木里の町を通って三木峠を目指します。三木峠道は比較的歩きやすい峠道で、左手に穏やかな賀田湾を眺めながら峠道を進みます。江戸時代は三木里から曽根次郎坂太郎坂がある曽根町まで船で渡った記録があり、波がなく静かな湾内を船で移動した旅人もいたようです。現在の峠道は国道311号線と交錯しながら通るため、たびたび峠道と国道を行き来しながら進みます。
 峠道の最初は通称「ヨコネ道」と呼ばれる、地元の有志の方が発掘した道をとおり、いったん国道に出てから、再び峠道に入ります。ここからが三木峠として世界遺産に登録されている道です。峠には展望台があり賀田湾が一望できます。
 羽後峠道は三木峠を越えてすぐの峠道で、古江町という港町を通ります。この峠道は、急峻な山肌に石垣で田畑や住宅の石垣を築いたり、猪垣(ししがき)と呼ばれる害獣から田畑を守る石垣の防御壁が今に残る峠道です。舗装された広い農道をまたいで再び峠道に入ったところから世界遺産に登録されている道になります。猪垣の脇を歩いていると道標が現れ、猪垣の切れ目を通り賀田町に至ります。
 ロビー展では峠道の紹介と、近隣の集落との関わりや峠道や巡礼者にまつわるエピソードなどを写真やパネルで解説します。

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