巨岩トレッキングの下見に行ってきました!
2023年3月4日
イベントの舞台裏
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3月26日開催予定の知られざる熊野探訪ツアー「尾鷲発!3大巨岩を巡るよくばりトレッキング」の下見に行ってきました。とても天気の良い日でした。
ツアーでは便石山~天狗倉山~岩屋堂の3つの巨岩を巡ります。アップダウンのあるコースで、筆者はまだふくらはぎと太ももの筋肉痛があります。
まずは便石山です。国道425号線坂場トンネル近くの登山口より便石山へ登ります。
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便石山といえば「象の背」です。頂上からすぐのところにあります。
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ここから馬越峠に向かって歩き、天狗倉山へ向かいます。便石山から馬越峠までは整備された階段がありますが、トレッキングポールがないと歩きにくいかもしれません。いったん下ってまた登るため、結構疲れます。
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天狗倉山からは尾鷲の町と尾鷲湾が一望できます。巨岩の上にも登れますが、はしごが若干怖いかなと思います。
天狗倉山から最終目的地の岩屋堂へ向かいます。ここからはひたすら下っていきます。
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こちらが岩屋堂です。自然の岩の下に西国三十三所の観音を模した観音石仏があります。江戸時代前期の延宝7(1679)年に尾鷲の常聲寺の寿門和尚らが発願建立したといわれています。軟質砂岩製ともろい材質ですが、ずっと岩の下にあったためか、それほど劣化していません。千手観音が15体、如意輪観音が6体、聖観音が5体、十一面観音が3体、馬頭観音が2体、不空羂索観音が1体、准胝観音が1体あるそうです。
が、千手観音と不空羂索観音の区別がつかず・・・また、馬頭観音と十一面観音もいまいちよくわからず・・・
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不空羂索観音の「羂索(けんさく、けんじゃく)」とは動物などを捕らえる縄のことで、名前のとおり羂索を持っているのですが、千手観音も持っているので筆者には区別がつきません・・・しかも、不空羂索観音は、千手観音と同じく多臂(多くの腕)の像が多いため、余計わかりませんでした。
十一面観音は、筆者のイメージでは頭の上に表情が異なる11個の顔を持っている仏像ですが、石仏になるとまた違うのでしょうか。お寺にある仏像より石仏は判別が難しいですね・・・近世の石仏についてお詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示お願い致します。
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確実に判別できたのは如意輪観音です。那智の青岸渡寺の御本尊も如意輪観音です。座っていて頬に手を当てているため、わかりやすいです。如意輪観音像で立像はほぼないのではと思います。
以上、後半はかなり筆者の興味関心事になってしまいましたが、下見の様子でした。本番晴れることを祈っております。
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