知られざる熊野探訪ツアー「初夏の丸山千枚田と北山道探訪」

知られざる熊野探訪ツアー

開催日 令和6年5月11日(土) ※雨天の場合5月12日(日)
時間 午前9時~午後3時 ※受付:午前8時30分~ 
場所 熊野市紀和町 ※集合場所:赤木城跡駐車場向かい側の広場
参加料・入場料 500円(資料代・保険料)
定員 20名(要申込・応募多数の場合抽選)
募集受付期間 令和6年3月27日(水)~4月27日(土)午後5時まで
案内人 橋本 博(熊野古道センター 副センター長・樹木医)
主催 三重県立熊野古道センター
対象 健脚者 (歩行距離約10㎞)
持ち物等 昼食、飲料、歩きやすい服装、トレッキングシューズ、帽子、雨具、タオル、虫よけ等  ※トレッキングポールがある方はお持ちください。
備考欄 受付期間終了後、抽選の結果を電話にてご連絡します。また、当選された方には参加のご案内を郵送します。

 熊野市紀和町を通る古道「北山道」は、伊勢と熊野三山を結ぶ熊野街道の脇街道の一つです。開削された時代は不明ですが、江戸時代後期を中心に多くの人が利用するようになり、道が整備されていきました。北山道は大和・吉野への最短ルートで、修験者や巡礼者が通った信仰の道であり、筏師や行商人、地域住民が利用した生活の道でもありました。世界遺産には登録されていないルートですが、道中に残る石仏や杉木立の中の棚田跡など、歴史を感じる景観が残された古道です。今回のツアーでは、赤木城跡から北山道をたどり、丸山千枚田へ向かいます。日本の棚田百選にも認定されている「丸山千枚田」は、紀和町丸山地区の傾斜地に作られ、慶長6(1601)年の検地では2,240枚の水田があったと記録されています。昭和から平成にかけて過疎化、後継者不足などにより、水田は530枚に減少していましたが、平成5(1993)年に丸山千枚田保存会が発足、熊野市ふるさと振興公社、熊野市と連携し、現在は1,340枚まで水田を復元、維持保全しています。ツアー開催の5月には棚田に水が張られ、丸山千枚田と周辺の新緑が調和した初夏の絶景を楽しむことが出来ます。

丸山千枚田

≪スケジュール予定≫
08:30 受付(現地集合・解散)
09:00 案内人紹介・準備体操
09:10 出発 北山道へ
12:30 昼食 丸山千枚田
13:30 出発
14:50 集合場所でアンケート・まとめ
15:00 解散

北山道

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