特別企画「くまのみちを歩く―西国第一の難所八鬼山越え―」3会場にて開催
過去の企画展示
開催期間 | 令和6年1月6日(土)~令和6年3月24日(日) |
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休館期間 | 会期中無休 |
開催場所 | 展示棟ホール |
入場料 | 入場無料 |
城下町田丸を起点に熊野三山へと続くくまのみち。神宮参拝を終えた旅人の一部は、田丸で白衣や笈摺といった巡礼衣装を整えくまのみちを南下しました。目指したのは西国三十三所の一番札所那智山青岸渡寺。観音信仰が盛んになった江戸時代以降、西国三十三所を巡る巡礼者が増え、地域住民の生活道として開削された道が、やがて信仰の道として利用されるようになり、道標や道中の安全を祈願する石仏が建ち、さらに巡礼者を弔う供養碑なども建立され、道を取り巻く自然景観に人の営みが加わり、独自の景観が出来上がっていきました。
熊野古道センターでは、ハンドブック型の冊子「くまの・みち叢書」を毎年1冊発行しており、令和2年度からは、「くまのみちを歩く」シリーズとして、田丸から熊野三山まで続く熊野古道伊勢路を紹介しています。
令和2年度は「神宮から瀧原宮」、令和3年度は「伊勢国から紀伊国へ」、令和4年度は「西国第一の難所八鬼山越え」を発行し、現在、尾鷲市三木里から熊野市有馬町までの道を調査・執筆しています。 本展では、令和4年度に発行した「くまのみちを歩く―西国第一の難所八鬼山越え―」から、おすすめの名所や季節ならではの景観、石標や石仏などを写真で紹介し、熊野古道伊勢路の魅力と文化的景観を多くの方に知っていただく機会とします。
【会場・展示スケジュール】
- 熊野市文化交流センター クマノミチ(熊野市井戸町643-2)
会期:令和5年10月31日(火)~11月7日(火)※休館日:11月6日(月)
時間:午前9時~午後7時※最終日は12時まで - 世界遺産熊野本宮館 北棟展示ホール(和歌山県田辺市本宮町本宮100-1)
会期:令和5年11月30日(木)~12月11日(月)※会期中無休
時間:午前9時~午後5時※最終日は15時まで - 三重県立熊野古道センター 展示棟ホール(尾鷲市向井12-4)
会期:令和6年1月6日(土)~3月24日(日)※会期中無休
時間:午前9時~午後5時