熊野古道世界遺産登録20周年記念「熊野古道伊勢路踏破ウォーク~いざ!熊野へ~」を開催しました。

2025年3月1日

イベントレポート

伊勢路の起点田丸から熊野三山のひとつ熊野速玉大社までの約155㎞を6回に分けて歩きました。参加者は県内の他、奈良、和歌山、愛知など遠方からもご参加いただき、そのうち14名の方が全踏破を達成されました!

20~30キロを超える歩行で脚や膝が痛くなっても、翌週にはまた元気な姿で集合し、その日のゴールを目指して一緒に歩く。その繰り返し。道中で出会う供養碑に手を合わせ、往時の旅人に思いを馳せながら、通り過ぎる地域の暮らしにも思いを巡らせ、伊勢路の魅力を全身で感じていただけたのではないでしょうか。

踏破されたみなさんには、踏破記念としてヒノキ製杖をプレゼントいたしました。

街道歩きからスタートした旅は、いくつもの峠を越える厳しい道へと続き、やがて海沿いを行く平坦な道へと移り、いよいよ熊野川を渡り終点の聖地熊野速玉大社へとたどり着く。変化していく景観も旅の楽しみの一つでした。ここまでの長い旅路を共にした仲間ともここでお別れ。さて、みなさんの次の旅はどちら?また、熊野古道のどこかでお会いしましょう!

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