12月10日に熊野市教育委員会主催の「いっしょに城跡めぐりツアー！」に同行させていただきました。

　朝9時からバスで移動しました。道中みごとな風伝おろしを見ることができました。颪（おろし）というだけあってとても風が強かったです。

風伝おろしの反対側、朝霧の発生源はこんな感じです。丸山千枚田がうっすら見える程度の霧が発生しています。

　赤木城について、和田先生から説明を受けました。藤堂高虎が築城した平山城で縄張り（城の各施設の構成）が見事です。

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次に中世の豪族居館に行きました。屋敷があった所をぐるりと囲む土塁が状態よく残されています。一部堀の跡も残っており、豪族居館のお手本のような遺跡です。

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　最後は弓場（ゆば）城跡に行きました。神上の住宅の裏にある山が城跡です。登っていく途中に数段の曲輪（くるわ）が見え、頂上は平たんになっており縁を土塁が囲んでいます。登り口の反対側には大きな堀切がありました。コンパクトですが、中世の山城の施設がそろっている遺跡です。
　久しぶりに城跡を巡り、非常に楽しい1日でした。

　熊野古道センターでは、令和6年1月20日（土）に講演「熊野の城～思いのほか多かった熊野の城跡～」と題し、今回ご案内いただいた和田利信先生を講師にお招きし講演を開催します。詳しくは当ホームページのイベントコーナーをご覧ください。受付が12月19日（火）から始まります。城好きの方、城に興味のある方、歴史に興味のある方、是非お申し込みください。