R5年度も引き続き、那智勝浦町の画家　三隅俊昭さんを講師にお迎えして、水彩画教室を開催します。年間4回の教室で、熊野古道や東紀州の風景を描き、当センター特別展示室で成果発表として作品展も開催します。

　第1回教室は、熊野市木本町本町通りの古い建物や町並みを描く予定ですが、今回、第2回以降のスケッチ場所を三隅講師と探してきました。

　最初に、紀北町便ノ山の「種まき権兵衛の里」に立ち寄りました。自然の景色を活かした日本庭園は手入れが行き届いていて、とても気持ちの良い場所でした。季節が進めば、木々も芝生も緑になり、また違う景色が見えそうです。

　今の時期は銚子川の水量が少なく、流れていませんでしたが、透明度が高く奇跡の川といわれる銚子川と正面にそびえる便石山（599m）の風景も素敵です。

　種まき権兵衛の里の駐車場から銚子川沿いは、河津桜が植えられていて、今の時期は満開でした。濃いピンク色の花がよく目立ち、とてもきれいです。

　続いて、紀北町豊浦の高塚山展望台に向かいました。標高74mの高塚山に設置された展望台から見た熊野灘です。駐車場からは舗装路を歩いて10分程かかりますが、絶景でした。

　建物の裏側にきれいなトイレもありました。（実は、重要ポイントなんです。）

　豊浦海岸は砂利浜の海岸です。波の音がとても心地よく、ゆったりスケッチ出来そうな場所でした。。

　豊浦神社は由緒ある神社で、社叢には樹齢1000年といわれるようなクスノキや暖地性の樹木が生い茂っています。

　赤茶色の樹皮が特徴のバクチノキ。こちらのバクチノキは高さ約25ｍで、三重県でも最大級のものだそうです。絵になりますね。

　紀伊の松島といわれる景色を眺望できます。こちらも素晴らしい絶景でした！

　最後は、尾鷲市側の曽根次郎坂太郎坂です。熊野古道をどうしても1か所スケッチ場所に入れたいという希望で、今回の候補です。とても趣のある古道で、石畳や史跡も多くあります。

　古い町並み、山の景色、海の絶景、熊野古道
教室に参加していただく皆さんは、どこを切り取って、どう描くのか今から楽しみです！！

　R5年度水彩画教室は、先着15名で受付中です。（定員になり次第受付終了）興味のある方は、ぜひ熊野古道センターまでお問い合わせください。

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