和歌山県田辺市にある熊野本宮大社にお参りしてきました。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産です。熊野古道伊勢路は熊野市有馬立石から浜街道と本宮道に分かれますが、本宮道はこの熊野本宮大社へ向かう道です。

　熊野本宮大社は、熊野速玉大社・熊野那智大社とともに「熊野三山」と呼ばれ、家都美御子大神（けつみみこのおおかみ）を主祭神とします。元々は熊野川の中洲（現在の大斎原）にありましたが、明治22（1889）年の十津川大水害により現在の場所に移転しました。

　神門は既に新年の装いとなっていました。神門内の社殿などは参拝記念撮影のみ可能で、SNSやブログへの掲載は禁止とのことです。

　参拝の順序は、家津美御子大神→速玉大神→夫須美大神→天照大神→結ひの神です。

　八咫烏（やたがらす）は家津美御子大神に仕える存在とされ、神武天皇東征の際、熊野から大和へ向かう神武天皇を道案内したとされます。そのため「導きの神」としての信仰を集めています。
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　以上、熊野本宮大社についてでした。お読みいただきありがとうございました。

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