知られざる熊野探訪ツアー「近代の遺跡探検 元盛松を訪ねる」の下見

2023年11月6日

元盛松へ行く登り口

 12月16日(土)開催予定の知られざる熊野探訪ツアー「近代の遺跡探検 元盛松を訪ねる」の下見の模様をお伝えします。
 下見に行ってから既に1か月近くたちますが、当時は台風7号の影響を確認するため三木浦漁港の一番奥にある登り口から元盛松へむかいました。当日はいいお天気でしたが、数日前まで雨が降っていたためコースの沢の水量も心配でしたが、さほど増水はなく多少の雨では危険がないことが確認できました。

太地(タージ)の棚田の猪垣
太地の浜

 途中太地(タージ)の棚田や浜を通りましたが、そこまでは問題なく歩くことが出来ましたが、その先から倒木が増え始めました。

道中の倒木

 道中は一部きつい上り坂などありましたが、ほとんど危険もなく順調に元盛松に到着しました。入口は集落を囲む猪垣になっています。

猪垣の入口

 元小学校の運動場で一息ついてから、崖を降りると絶景が待っていました。崖のふちが少し崩落していたり、急な道を下らなければならないので、ツアー当日は運動場に荷物を置き、希望者のみご案内します。

運動場下の見事な柱状節理

 昼食後、元盛松の集落内に入りました。しかし、台風の影響は大きく杉は倒れ、それに巻き込まれた石垣も一部崩れていました。杉の葉も多く積もり石畳が見えなくなっていました。

台風による倒木

 現在、下見に同行していただいた当日のガイドである弓削氏と仲間の皆さん、それと尾鷲藪漕隊の方々が道中の整備と元盛松の集落内をきれいにする作業をおこなっていただいています。
 いろいろな方の努力で、ツアーは本当に楽しんでいただけると思いますので是非ご参加ください。
 詳しい内容はこのホームページのイベントにて紹介していますのでそちらをご覧ください。

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